概要
タンパク質の構造解析や機能解析、さらには創薬研究を推進するうえで、高品質かつ高収量なタンパク質調製技術は基盤となる要素です。発現・精製技術の進展により多様な分子の取り扱いが可能となりましたが、膜タンパク質や巨大分子複合体、天然変性領域を含む標的では、発現最適化や可溶化、安定化を含むサンプル調製が従来から研究の成否を左右する重要な課題であり、現在もなお大きな挑戦となっています。
タンパク質生産支援ユニットでは、大腸菌無細胞合成系をはじめ、大腸菌、酵母、昆虫細胞、動物細胞など複数の発現プラットフォームを整備し、標的分子の特性に応じた最適な発現系の選択と条件検討を行います。さらに最新型液体クロマトグラフィーシステムを活用した精製戦略の設計から品質評価、機能・構造解析への橋渡しまでを研究者・技術員スタッフが一貫して行います。
タンパク質生産支援ユニットでは、大腸菌無細胞合成系をはじめ、大腸菌、酵母、昆虫細胞、動物細胞など複数の発現プラットフォームを整備し、標的分子の特性に応じた最適な発現系の選択と条件検討を行います。さらに最新型液体クロマトグラフィーシステムを活用した精製戦略の設計から品質評価、機能・構造解析への橋渡しまでを研究者・技術員スタッフが一貫して行います。
白水 美香子 Ph.D.
活動内容
- 当研究室では、豊富な発現ベクターや発現株のコレクションを維持し、様々な発現系を試すことができます。
- - 大腸菌無細胞合成系を用いた発現系:親水性タンパク質のみならず、膜タンパク質や細胞外分泌タンパク質・抗体分子など多種多様 なサンプルに対応可能。加えて、非天然型アミノ酸を部位特異的に導入可能
- - 異なる大腸菌株および培養条件における発現のスクリーニング
- - 昆虫細胞におけるバキュロウイルス媒介型タンパク質発現
- - 哺乳類浮遊培養細胞におけるタンパク質発現
- - 各種クロマトグラフィー技術を用いた組換えタンパク質の精製
- - 生物理学的手法によるタンパク質・複合体特性解析、および各種分子との相互作用解析
設備
動物細胞用
■AKTA(タンパク質精製装置)
■大量培養装置 昆虫細胞用
■精製装置群
外部利用
・BINDS事業を介した支援受け付けあり
https://www.binds.jp/supports/A13-1
・理研外の方で共同研究についてご興味のある方は理化学研究所の 研究・技術協力のページをご参照ください。